シロカケイ
(白家鶏)

(別名:シロミミキジ(白耳雉))

(学名:Crossoptilon crossoptilon  英名:White eared-pheasant)



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シロカケイ(シロミミキジ(白耳雉)) シロカケイ(シロミミキジ(白耳雉))
シロカケイ(シロミミキジ(白耳雉)) シロカケイ(シロミミキジ(白耳雉))
キジ目
キジ科
体長
86〜96cm  (翼長)オス:27〜34cm  メス:26〜31cm
尾長

体高

体重
オス:1.8〜2.8kg  メス:1.6〜2.0kg
分布
チベット東部から中国西部
食べ物
食性は雑食で、球根、果実、昆虫等。
主な特徴
標高3,500〜4,000mにある高山の茂みに生息しています。冬季になると標高2,400〜2,800m周辺の餌のある
ところまで下山します。
繁殖期は番(つがい)で行動し、それ以外の季節は5〜30羽(最大200羽前後)の群れで行動します。

クチバシが丈夫で、地中の草の根や昆虫を穿り出して食べます。春には高山に戻り群れを散会して、オスは
自分の縄張りを作りメスと番(つがい)になります。
羽毛は全体に白く、顔は皮膚が露出して赤く、クチバシは桃色っぽい黄色で、頭には黒く短い羽衣がありま
す。尾羽は鼠色で先端が孔雀のような青緑色をしており、脚は赤っぽいです。
雌雄同色でオスの方が少し大きいです。
ミミキジの仲間は名前の由来にもなった耳介付近の飾り羽が特徴になっていますが、シロミミキジでは飾り羽
はそれほど発達していません。

繁殖形態は卵生で、卵は長径6cm、短径4.2cm、殻は淡灰色や淡褐色、灰緑色です。
木の根元に卵を産んだ例があり、4〜7個の卵を産みます。抱卵期間は24〜25日です。

開発による生息地の破壊、食用や飼育、剥製目的の乱獲などにより生息数は減少しています。
ワシントン条約附属書Iに記載され、取引は厳しく制限されています。
準絶滅危惧種です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東・北海道)
ズーラシア

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