シロハラクイナ
白腹水鶏

(学名:Amaurornis phoenicurus  英名:White-Breasted Waterhen



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シロハラクイナ(白腹水鶏) シロハラクイナ(白腹水鶏)
ツル目
クイナ科
体長
28〜34cm  (翼開長)約50cm
尾長

体高

体重

分布
インド、中国南部、台湾からアジア南部に分布。
日本では琉球諸島、鹿児島などで留鳥として分布する他、日本の各地で時々記録され、繁殖の記録も
複数あります。
食べ物
食性は雑食で、ウォーキングしながら地上に生息する昆虫、軟体動物、小動物、穀類等を食べます。
主な特徴
河川、湿地、水田、マングローブ林などに普通に生息していますが、山間部の草地、竹林、畑や道路など、
生息環境は広いです。
繁殖期は番(つがい)で生活します。縄張りを持ち、他の個体が侵入すると「クォ クォ」と鳴きながら威嚇し、
頭を前に伸ばしながら追い払います。
争いになると「ギャオーギャオー」という声を発します。

成鳥は額から顔、腹にかけて白色でよく目立ち、頭頂部から体の上面は、やや光沢のある褐色がかった
黒色です。下尾筒は茶色、クチバシは黄緑色で、基部に赤い斑があります。足も淡い黄緑色です。
幼鳥は体の上面の褐色味が強く、光沢がありません。
雌雄同色です。

一夫一妻で、九州では4〜8月に繁殖が始まります。沖縄では2〜10月と長く、個体によっては1年に3回
繁殖を行うものもあります。
低木や丈の高い草の上に、枯れ草を積んで皿状の巣を作り4〜8卵を産みます。約20日で孵化(ふか)
します。

警戒心が非常に強く、人間を見るとすぐに草ヤブの中に逃げ込みます。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東・北海道)
上野動物園 等

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