オナガドリ
(尾長鳥、尾長鶏)

(別名:長尾鶏(ちょうびけい)、長尾鳥(鶏)(ながおどり))

(学名:Gallus gallus  英名:long tailed cock)



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オナガドリ(尾長鳥、尾長鶏) オナガドリ(尾長鳥、尾長鶏)
キジ目
キジ科
体長

尾長

体高

体重
【標準体重】 オス:1,800g  メス:1,350g
分布
高知県原産
食べ物

主な特徴
オスの尾羽が極端に長くなるのが特徴で、そのためオナガドリ(尾長鳥)と呼ばれます。
高知県原産で、日本の特別天然記念物に指定されています。明治時代に外国にも輸出され、世界的にも
輸出された港の名から「yokohama」として有名です。
尾は若いうちは一年に80〜100cm程度伸びますが、加齢とともに尾の伸びる早さは鈍ります。長生きした
場合には尾の長さが10m以上に達することもあり、最も長いのは1974年に13mという記録があります。
ギネスブック掲載の記録では、1974年7月20日に計測された10.6mが最長です。現在では尾がそれほど長く
ならなくなり、長いものでも7m程度です。

江戸時代、明暦(1655〜1657年)頃の土佐国大篠村(現在の高知県南国市)で、武市利右衛門という人物が
飼っていた小国(しょうこく)という品種のニワトリから突然変異で生まれたと言われています。ニワトリは通常
一年に一度羽が生え換わるのですが、オスのオナガドリは尾羽が生え換わらないため、尾が非常に長くなり
ます。明治時代までは尾の長さは3m程度でしたが、大正時代に止箱(とめばこ)と呼ばれる飼育箱が開発
され、尾が損傷しないように鳥の動きを抑制するように飼育させるようになってから、尾がさらに長くなるよう
になりました。

オナガドリには、白藤、褐色、白色の三種類があります。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
上野動物園

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