ニジキジ
(虹雉)

(学名:Lophophorus impejanus  英名:Himalayan Monal)



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ニジキジ(虹雉) ニジキジ(虹雉)
ニジキジ(虹雉)
キジ目
キジ科
体長
60〜70cm
尾長

体高

体重
1.8〜2.5kg
分布
アフガニスタン東部からインド、ネパール、ブータン、チベットにかけてのヒマラヤ山脈沿いに分布。
食べ物
食性は雑食で、植物の根、地下茎、昆虫などをさがして食べますが、果実や種子も好みます。
主な特徴
ヒマラヤ山系の、岩の多い斜面にある開けた林に生息し、単独か番(つがい)、あるいは3〜4羽ほどの
小さな群れで生活しています。
オスは最も美しいキジのひとつで、陽の光を浴びると、光沢がかって輝いて見えます。

オスは金属光沢のあるビロード状の豪奢な羽毛と、先端が葉の形に広がった直立する冠羽を持ちます。
対してメスは、冠羽はなく、褐色に斑模様でオスよりもかなり地味です。
オスメスともに目の周囲は空色をしています。
オスは繁殖期、翼や尾を広げて美しい羽を誇示するディスプレイでメスを惹きつけます。
岩陰や草地などの陰を足で掘って浅い窪みを作り、それを巣として産卵します。

姿が美しいために狩猟の対象とされ、野生での生息数が少なくなってきています。

ワシントン条約附属書Iに記載され、国際取引は厳しく制限されています。
中国国家一級重点保護野生動物に指定されています。
ネパールの国鳥です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東・北海道)
上野動物園、多摩動物公園、ズーラシア、円山動物園 等

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