マガン

(真雁)


(学名:Anser albifrons frontalis  英名:Greater white-fronted goosed)



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マガン(真雁)
カモ目
カモ科
体長 65〜86cm  (翼開長)135〜165cm
尾長
体高
体重 2〜3kg
分布 北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖。
日本では主に旅鳥、または冬鳥で、中部地方北部の河北潟や、関東地方北部、東北地方、北海道
には多く渡来しています。宮城県伊豆沼には数万羽が飛来します。
食べ物 食性は植物食で、草の葉、茎、地下茎、種子、果実等を食べます。
地上や水面で採餌します。
主な特徴 湖沼、湿原などに生息します。シベリアではツンドラ地帯に生息しています。
群れで暮らしています。
日本中で記録がありますが、島根県以西では稀です。日本に渡ってくるうちの70%が、宮城県の
伊豆沼・内沼の周辺で冬を越します。
カハハン、グワワンなどと鳴きます。

全身灰褐色で背に淡褐色の横斑があります。クチバシは桃橙色で先端は白色、クチバシの付け
根から額にかけては白で、足は橙色です。お腹の黒い縞模様もマガンの大きな特徴です。
雌雄同色です。

地上の窪みに地衣類、コケ、葉、枝などを敷いて、皿型の巣を作ります。3〜7個の卵を産み、抱卵
期間は24〜28日です。ヒナは孵化してから35日ほどで飛べるようになります。

日本では狩猟により生息数が激減しました。
1971年に国の天然記念物に指定されています。
環境省レッドリストにより準絶滅危惧(NT)に指定されています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道・関東)





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