コシジロヤマドリ
(腰白山鳥)

(学名:Phasianus soemmerringii ijimae  英名:Copper pheasant)



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コシジロヤマドリ(腰白山鳥) コシジロヤマドリ(腰白山鳥)
キジ目
キジ科
体長
オス:88〜136cm  メス:51〜54cm
尾長

体高

体重

分布
九州南部(鹿児島県、熊本県南部、宮崎県南部)のみに分布する日本固有種です。
食べ物
食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の葉、花、果実、種子、昆虫、クモ、甲殻類、陸棲の巻貝、ミミズ等。
主な特徴
日本固有種であるヤマドリの亜種です。
九州の熊本県南部、宮崎県南部、鹿児島県に分布し、主に標高1,500m以下の山地にある森林や藪地に
生息し、渓流の周辺にあるスギやヒノキからなる針葉樹林や下生えがシダ植物で繁茂した環境を好みます。
冬季には群れを形成します。
縄張り意識が強く、キジよりはるかに野生的です。

名前は腰部が白いことに由来しています。5亜種あるヤマドリの亜種の中で最も身体の色が濃くなります。
狩猟用に放鳥される他地域のヤマドリ亜種との交雑が進んでおり、純血の消滅が懸念されています。
昭和39年より宮崎県の県鳥に指定されています。

オスは全身赤錆色で尾は長く、灰白色に黒と赤褐色の帯があります。腰と上尾筒が白いのが特徴です。
メスは小型で、尾は短いです。

準絶滅危惧種です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)


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