カンムリセイラン
(冠青鸞)

(学名:Rheinardia ocellata  英名:Crested argus , Crested argus pheasant)



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カンムリセイラン(冠青鸞)
キジ目
キジ科
体長
オス:150〜235cm  メス:74〜75cm
尾長
(尾羽)オス:150〜173cm  メス:35〜43cm
体高

体重
オス:1.5〜2.0kg  メス:1.0〜1.3kg
分布
ベトナム中央部とラオス東部。マレー半島中央部のごく一部。
食べ物
食性は動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫を食べますが、陸棲の貝類、植物の芽、葉、果実、種子、
コケ植物なども食べます。
主な特徴
低地から山地の熱帯雨林に生息しています。
繁殖期には一夫多妻になり、オスは1.5mもある尾羽を広げメスに求愛します。また、求愛する場所を縄張り
とし、他のオスから防衛します。オスの尾羽は170cmにも達し、鳥の尾羽の中では最大級の長さです。
メスは全身が暗色で、尾羽に暗色の横縞が入ります。長さは40cmほどです。

繁殖形態は卵生で、2〜7月に2個の卵を産みます。卵は長径6.5cm、短径4.6cmで、卵を覆う殻はピンク色
を帯びた淡褐色で、褐色の斑点が入ります。抱卵期間は約25日です。

鳳凰(ほうおう)は本種がモデルになったとする説もあります。

開発による生息地の破壊、羽毛目的の乱獲などにより生息数は激減しています。
ワシントン条約附属書Iに記載され、取引は厳しく制限されています。
準絶滅危惧種です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
ズーラシア

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