エジプトハゲワシ
(埃及禿鷲)

(学名:Neophron percnopterus  英名:Egyptian vulture)



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エジプトハゲワシ(埃及禿鷲) エジプトハゲワシ(埃及禿鷲)
タカ目
タカ科
体長
56〜70cm  (翼開長)155〜170cm
尾長

体高

体重
1.6〜2.2kg
分布
ヨーロッパ南部、アフリカ、中東、インド
食べ物
食性は動物食で、動物の死骸、鳥の卵等
主な特徴
サバンナや砂漠、農耕地、民家近くにも生息しています。
本種は小型種のためか他の動物が食べ終わった後に残った肉片をついばむことが多いです。
本種は石を使いダチョウの卵を割る、という道具を使う鳥類として知られています。石は咥えて卵に叩き
つけるか、上空から石を卵へ目掛けて落とします。上手く割れない場合は石を変えます。小さい卵は掴んだ
後に上空から落としたり、石に叩きつけて割ります。

眼やクチバシの周囲、喉には羽毛が無く黄色い皮膚が露出しています。後頭部から頚部にかけて、冠羽や
襟巻き状の羽毛が発達しています。
幼体の羽毛は褐色ですが、成長に伴い白くなります。

繁殖形態は卵生で、断崖の岩棚等に巣を作ります。

古代エジプトでは神や神の使者として崇められ(ネクベト、ムト等)、神殿で飼育されていました。

ワシントン条約附属書IIに記載され、取引は厳しく制限されています。
絶滅危惧種です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
千葉市動物公園 等

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