エゾシカ

(蝦夷鹿)


(学名:Cervus nippon yesoensis  英名:Hokkaido Sika Deer)



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エゾシカ(蝦夷鹿) エゾシカ(蝦夷鹿)
偶蹄目
シカ科
体長
140〜180cm
尾長
約13cm
体高
肩高:105〜120cm
体重
オス:90〜140kg  メス:70〜100kg
分布
北海道全域
食べ物
夏期には草本や牧草、餌が不足する冬期にはササ類や樹皮など。
主な特徴
低地から山地の森林に生息し、特に草原や牧草地との林縁を好みます。
夏と冬に規則的に移動する個体と、年間を通して同じ地域に留まる個体がおり、100km以上移動
することもあります。基本的に雪の少ない森林で越冬します。
ニホンジカの亜種の中では最大級の大きさで、小型のヤクシカと比較すると2〜3倍の重さがあります。
体重や脂肪体積は秋に最大となり、こうした特徴は多雪寒冷環境への適応と考えられます。
オスのみが有する角もまた、他のニホンジカの亜種よりも大きく立派になります。角は毎年4〜5月に
根元(角座)から外れ落ち(落角)、その後に柔らかな短毛が密生する角(袋角)が生え始め、
9月頃には堅い石灰質の角に成長します。
体毛は夏毛が茶色、冬毛が灰褐色で、臀部後面は季節問わず白色です。

基本的に森林などの自然度の高い環境に生息しますが、農地といった人間に近い環境を生活の場と
するものも多いです。
学校や市街地などの都市部に出没するエゾシカも増えています。札幌市では市街地にエゾシカが
出没した件数は2010年度だけで36件を超えています。羅臼町の市街地では、エゾシカが普通に徘徊し、
出産・子育てをしています。

平均寿命は3〜4年で、最長20年近くまで生きます。主な天敵はヒグマで、かつてはエゾオオカミも
エゾシカを捕食していました 。
近年のエゾシカの増加にともない、ヒグマに捕食されるエゾシカは増える傾向にあります。

明治の初めの乱獲や大雪等の影響により、その数は一時絶滅寸前にまで追い込まれましたが、
天敵のエゾオオカミの絶滅、ヒグマの減少にともない生息数は飛躍的に増加しました。
最近は農作物を食い荒らしたり、また、冬期間樹木の皮を食べたりするので有害獣として捕獲の
対象とされています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
上野動物園、円山動物園 等




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