珍島犬

(ちんどけん)


(英名:Korean Jindo Dog)



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珍島犬(ちんどけん)

食肉目
イヌ科
体長

尾長

体高
オス50〜55cm、メス45〜50cm
体重
オス18〜23kg、メス15〜19kg
原産国
大韓民国(韓国)
食べ物
雑食
主な特徴
珍島犬(チンドけん)は、韓国原産の犬種の一つです。
朝鮮語ではチンドケといいます。
珍島犬の起源ははっきりしませんが、一説によると、13世紀に高麗がモンゴル帝国の属国となった時、
朝鮮在来犬とモンゴルの軍用犬との交雑によって誕生したものだといわれています。
その後、モンゴルに抵抗する勢力が珍島(チンド)へ逃れる折にこの犬種を同伴しましたが、
モンゴルの支配が終わってなお、犬は島に留まり、今日に至るまで血統を維持してきました。
また、別の説では、その形態から何世紀も前に珍島(朝鮮半島の南西に位置する)に渡って来た
北方スピッツ犬種の子孫であるとも考えられています。
2000年に行われた「南北会談」で北朝鮮に贈られた犬種としても有名です。

「珍島犬」の名称は、島名に由来するものです。珍島犬保護法があるものの、
日本の秋田犬、中国のチャウチャウと広範囲に交配されて血統上問題がある犬が多いのも事実です。

1938年、韓国の天然記念物に指定されました。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)




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