ロシアンブルー

(冬の精)


(英名:Russian Blue)



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ロシアンブルー(冬の精)

食肉目
ネコ科
体長

尾長

体高

体重
約5kg
原産国
ロシア
食べ物
雑食
主な特徴
ロシアンブルーの起源についてはいくつも説があるのですが、
ロシアが原産の自然発生種であると言われています。
以前の別名に、アルハンゲルキャット(英語でアークエンジェルキャット)があり、
これはロシアのアルハンゲル島を起源とする説、あるいはロシアの港アルハンゲリスクからイギリスや
北欧に連れて来られたという説に基づく呼び名です。
他の別名として、フォーリンブルー、スパニッシュキャット、マルティーズキャットがあり、
20世紀初頭まで、アメリカではマルティーズキャットとして知られていました。

ロシアンブルーは、18世紀中頃にイギリスや北欧に伝えられ人気を得ましたが、
第二次世界大戦中に数が減り、絶滅の危機に陥りました。
そこで、イギリス、アメリカ等においてブリティッシュ・ブルーとシャムネコの交配により回復が図られ、
かつてのロシアンブルーの姿を取り戻すことができました。
このため、現在のロシアンブルーの原産地はロシアではなく、イギリスとされることもあります。

鮮やかなエメラルドグリーンの目を持ちますが、子猫の時にはこの色は見られず、
ぼんやりとした青色(キツンブルー)をしています。
個体によっては、独特の目色が見られるようになるまで、2歳くらいまでかかる場合もあります。

毛先が銀色に輝くブルーの毛並みはとても柔らかく魅力的で、最近ではペットとしても人気があります。
厚手のコート(被毛)が密生しているので寒さに強く、雪の中でもよく遊び、「冬の精」とも呼ばれています。
おとなしく用心深く、静かで大変内気な性格です。飼い主にはよくなつき献身的です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)




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