フェネック


(別名:フェネックギツネ)


(学名:Vulpes zerda   英名:Fennec Fox )



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フェネック(フェネックギツネ) フェネック(フェネックギツネ)
食肉目
イヌ科
体長
35〜41cm
尾長
17〜31cm
体高

体重
1〜1.5kg
分布
アフリカ北部
食べ物
食性は雑食で、昆虫、小型げっ歯類、トカゲ等の爬虫類、植物の球根等を食べます。
主な特徴
イヌ科の動物の中で最小の動物で、非常に臆病で神経質です。
砂漠に掘った穴にひそみ、昼間の暑さや夜の寒さを避けています。
大きい耳でわずかな音でも聞き分けます。
1月から2月に繁殖期があり、妊娠期間は50日〜65日ほど、1回に2〜6子ほど出産します。
子供は両親によって育てられ、父親も育児に協力します。

フェネックは他のキツネと比べてかなり耳が大きいですが、これはアレンの法則によるものです。
アレンの法則とは「恒温動物は寒い地方に住むものほど、耳や尾の出っ張りが小さい」というものです。
体の熱は耳や尾などから逃げる割合が大きいため、寒い地方に住むものほどこれが小さくなっています。
逆にフェネックは小さくする必要が無いため、少しでも音が聞き分けられるようにと耳が大きくなったのです。
寿命は5〜10年です。

ワシントン条約付属書IIに記載され、取引は制限されています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
井の頭公園、東武動物公園 等




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