ニホンヒキガエル

(日本蟇蛙)


(学名:Bufo japonicus  英名:Japanese toad)



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ニホンヒキガエル(日本蟇蛙)
無尾目
ヒキガエル科
体長
7〜18cm
尾長

体高

体重

分布
日本(鈴鹿山脈以西の近畿地方南部から山陽地方、四国、九州、屋久島に自然分布)固有亜種
北海道の一部に国内外来種として確認されています。
食べ物
食性は動物食で、昆虫、ミミズなどを長い舌を伸ばして絡め取ります。
主な特徴
日本最大の在来種で、体長18cmほどになり、平地にも山地にもすんでいます。
産卵場所は池や沼などで、一度に8000〜14000個もの卵を産みます。
目の後ろには毒液を出す耳線があります。
体色は褐色、黄褐色、赤褐色などで、白や黒、褐色の帯模様が入る個体もいます。
体側面に赤い斑点が入る個体が多く、背にも斑点が入る個体もいます。

北海道では1912年7月2日に函館高校女学校(今の函館西高等学校)で初めて発見されました。
その後旭川市・室蘭市でも繁殖が確認され、道内各地(札幌市・石狩市・江別市・深川市等)で
次々と捕獲例があります。
当初は北海道固有亜種と考えられていたのですが、関東の個体群と同じであるという
遺伝子解析結果から、国内外来種であることが明らかとなっています。
函館市では現在もなお「希少なエゾヒキガエル」として扱っているようです。
道内では本種の天敵となるヤマカガシが生息しておらず、本種の定着拡大や捕食による昆虫への
悪影響が懸念されています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
上野動物園



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