モウドクフキヤガエル

(猛毒吹矢蛙)


(学名:Phyllobates terribilis  英名:Golden poison frog)



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モウドクフキヤガエル(猛毒吹矢蛙)
無尾目
ヤドクガエル科
体長
4〜6cm
尾長

体高

体重

分布
コロンビアの固有種
食べ物
食性は動物食で、昆虫、節足動物等を食べます。
主な特徴
フキヤガエル属最大種です。
体色は橙色、黄色、緑がかった白(ミント)などの変異があります。
湿性林などに生息します。

モウドクフキヤガエルは、世界中の動物の中で、最も毒性の強い動物の1つと考えられます。
体長5センチほどの個体1匹で、マウスなら2万匹、人間なら7〜8人が死ぬといわれています。
コロンビアの原住民は本種の毒を抽出し、吹き矢の先に塗って狩猟に利用しました。
このことがフキヤガエルやヤドクガエルの名前の由来になっています。

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されています。
野生個体はワシントン条約締結後、コロンビアからの輸出例が無く、
飼育下繁殖個体が少数流通する程度です。
寿命は飼育下で約10年です。

開発による生息地の破壊により生息数は激減しています。
ワシントン条約附属書IIに記載され、取引は制限されています。
絶滅危惧(EN)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
サンシャイン国際水族館



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