ツシマヤマネコ

(対馬山猫)


(学名:Prionailurus bengalensis euptilurus  英名:Tsushima Leopard Cat)



【動物図鑑内検索】


(写真をクリックで拡大します)
ツシマヤマネコ(対馬山猫)

食肉目
ネコ科
体長
42〜88cm
尾長
18〜44cm
体高

体重
4〜7kg
分布
モンゴル、中国大陸北部、東シベリア(アムール川流域)、朝鮮半島、済州島、対馬
食べ物
食性は動物食で、昆虫やカエルなどの小動物、鳥、ネズミ、爬虫類等を食べます。
主な特徴
1頭で暮らし、鳥やネズミなどを主食にしています。

近年になって南アジアから東南アジアに分布するベンガルヤマネコの亜種であるアムールヤマネコの
変種として位置づけられました。
本亜種は日本では長崎県の対馬にのみ分布します。
地元対馬の人々の間では、山に住むトラ毛に因み「とらやま」「とらげ」と呼ばれていました。
地域によってはツシマヤマネコの餌となる動物が住む水田付近でも見かけられることから、
「田ネコ」「里ネコ」と呼んでいました。

1971年、国の天然記念物に指定されています。
対馬では森が無くなり、イエネコの病気がうつるなど、生息数が激減しています。
生息数が100頭に満たないとされ、極めて絶滅に近い絶滅危惧種です。
寿命は8〜10年です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
井の頭公園



動物図鑑(どうぶつずかん)TOPへ戻る (動物図鑑TOPへ戻る)
TOP・動物写真のホームページへ
動物別ギャラリー
動物写真のブログ