アライグマ

(洗熊、浣熊)


(学名:Procyon lotor  英名:Common raccoon)



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アライグマ(洗熊) アライグマ(洗熊)

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何さ〜! 山で見つけたアライグマの子供
この子達の将来は・・・

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食肉目(ネコ目)
アライグマ科
体長
41〜60cm
尾長
19〜38cm
体高

体重
4〜10kg
分布
カナダ南部〜中米にかけて分布。
日本では海外からの移入により広い地域に定着しています。
食べ物
食性は雑食で、カエル、魚、貝、果物、昆虫等を食べます。
主な特徴
水辺近くの森林や茂みに棲み、夜、岸辺に出て来てカエルや魚、貝などを食べます。
前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来です。
子供のうちは愛らしく人懐こいですが、大人になるとかなり狂暴になります。

灰褐色の体毛をもち、眼の周りから頬にかけて黒い斑紋があります。
タヌキと間違われることが多いですが、タヌキとの違いとして長いフサフサとした尾に黒い横縞が
あるのが大きな特徴です。

4月から6月ごろが出産期で、平均3〜4頭の仔を産みます。

アメリカでは狂犬病ウイルス汚染個体がいるため、生息数管理が行われています。

2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊
する恐れがあるために、外来生物法により特定外来生物に指定されました。したがって、日本では
学術研究などの例外を除き、アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に
放つことは厳禁です。

近年、日本ではアライグマの野生化が問題になっています。
無責任な飼い主が捨てたり、逃げ出したりしたアライグマが野生化しています。
元々日本にはいない動物の為、日本の生態系を崩すとして捕獲されれば殺処分対象です。
日本で野生化してしまったアライグマに明るい未来はありません。
1度飼い始めたペットに対しては最後まで責任をもちましょう。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
井の頭公園、羽村市動物園、東武動物公園、夢見ヶ崎動物公園 等




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