トノサマバッタ
(殿様飛蝗)

(別名:ダイミョウバッタ(大名飛蝗))

(学名:Locusta migratoria  英名:Migratory locust)



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トノサマバッタ(ダイミョウバッタ(大名飛蝗)) トノサマバッタ(ダイミョウバッタ(大名飛蝗))
バッタ目
バッタ科
体長
(翅端まで)オス:35〜40mm  メス:45〜65mm (メスのほうが大きい)
尾長

体高

体重

分布
日本では全土。日本国外では旧北区、アフリカに分布
食べ物
食物はイネ科の草の葉ですが、昆虫の死骸なども食べます、
脱皮中で動けない同種個体を襲って食べてしまうことも少なくありません。
主な特徴
日本にいるバッタでは最大です。
色は個体によって差があり、緑色型と褐色型の2つのタイプがあります。
平地から低山地の日当たりの良いイネ科植物の多い草原に生息します。
草があまり密集せずにまばらであるか、丈がそれほど高くない所に多いです。
しかし、日本でそのような場所は減少を続けており、それにともない、トノサマバッタの生息数も
減少を続けています。

トノサマバッタは年に2回発生します。メスは腹部を下方に折り曲げて土中に挿し込み、多数の卵が含まれた
スポンジ状の卵塊を産み付けます。一化目のメスが夏の始めに産む卵は1ヵ月程度で孵化しますが、
二化目が秋に産む卵は越冬して、翌年春になってから孵化します。

中央アジアやアフリカなどで群生相が発生すると大群をなして移動するようになり、これを飛蝗(ひこう)と
呼びます。飛蝗は田畑の作物を襲って1日程で全滅させてしまうこともあります。
日本でも北海道などでこのバッタが飛蝗と化し、作物に大きな被害が出たことが過去にありました。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
多摩動物公園

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