ニホントカゲ

(日本蜥蜴、日本石竜子)


(学名:Plestiodon japonicus  英名:Japanese five-lined skink)



【動物図鑑内検索】


(写真をクリックで拡大します)
ニホントカゲ(日本蜥蜴、日本石竜子) ニホントカゲ(日本蜥蜴、日本石竜子)
ニホントカゲ(日本蜥蜴、日本石竜子)
有鱗目
スキンク科 又は トカゲ科
体長
170〜250mm  (頭胴長)65〜96mm
尾長

体高

体重

分布
日本(北海道、本州(伊豆半島除く)、四国、九州、大隅諸島)固有種
食べ物
食性は動物食で、昆虫類、クモ、甲殻類、ミミズ等。まれに果実を食べることもあります。
主な特徴
草原や山地にある日当たりの良い斜面等に生息します。
冬季になると日当たりの良い斜面の地中や石垣等で冬眠します。
種小名japonicusは「日本の」の意です。
日本で本来「トカゲ」とは、このニホントカゲをさしますが、特に東日本ではニホンカナヘビのことを
「トカゲ」と呼ぶ人が多いようです。
ニホンカナヘビとの違いは、見た目がツルツルした感じがニホントカゲ、カサカサした感じが
ニホンカナヘビです。

幼体は体色が黒や暗褐色で5本の明色の縦縞が入ります。尾は青く、オスの成体は褐色で、体側面に
茶褐色の太い縦縞が入ります。繁殖期のオスは側頭部から喉、腹部が赤みを帯びます。
メスは幼体の色彩を残したまま成熟することが多いです。
天敵はネコ、イタチ、アナグマ、ヘビなどの肉食動物です。

繁殖形態は卵生です。
繁殖期になるとオスは互いの頭部を差し出しては相手が噛みつくという行為を交互に行い争います。
この争いは儀式的なもので、相手の頭部を噛み砕いたりすることは無く、相手の大きさや力を測っていると
考えられています。
4〜5月に交尾をし、5〜6月に石や倒木等の下に掘った巣穴に、1回に5〜16個の卵を産みます。
母親は卵が孵化するまで保護します。オスは生後2年、メスは生後2〜3年で性成熟します。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
井の頭公園




動物図鑑(どうぶつずかん)TOPへ戻る(動物図鑑に戻る)
(TOP・動物写真のホームページへ)
動物別ギャラリー
(動物写真のブログ)