インドセタカガメ


(別名:テクタセタカガメ)


(学名:Pangshura tecta   英名:Indian roofed turtle)



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インドセタカガメ(テクタセタカガメ) インドセタカガメ(テクタセタカガメ)
カメ目
イシガメ科
体長
最大甲長23cm。オスよりもメスのほうが大型になる。
卵は長径3.5〜4.5cm、短径2.1〜2.9cm。
尾長

体高

体重

分布
インド北部、パキスタン南部、バングラデシュ(インダス川、ガンジス川、ナルマダー川、
ブラマプトラ川、マハナディ川水系)
食べ物
食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の葉や茎、花、果物、水草、昆虫類、甲殻類、貝類、魚類等
を食べます。
幼体は動物食傾向が強いのですが、成長に伴い植物食傾向が強くなります。
主な特徴
底質が泥で水生植物の繁茂した流れの緩やかな河川やその周辺の河跡湖、湾処、池沼に生息
します。汽水域で見られることもあります。
生息地では食用とされることもあります。

頭部や頚部の色彩は暗緑色や褐色で、眼の下部から後部にかけて「く」の字状の赤い斑紋が入ります。
頸部には白や淡黄色の縦縞が入ります。
繁殖形態は卵生で、1回に3〜14個の卵を産みます。
地域によっては年に数回産むこともあります。

開発による生息地の破壊や、食用の採集により生息数は減少しています。
ワシントン条約附属書Iに掲載され、取引は厳しく制限されています。
しかし個体数はコガタセタカガメ属(セタカガメ属を含めても)でも多いとされています。

野毛山動物園にて、2001年4月24日と5月6日に日本で初めて自然繁殖に成功しました。
また、2006年には人工繁殖に成功しています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
野毛山動物園




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