ホウシャガメ

(放射亀)


(別名:マダガスカルホシガメ)


(学名:Astrochelys radiata   英名:Radiated tortoise)



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ホウシャガメ(マダガスカルホシガメ) ホウシャガメ(マダガスカルホシガメ)
ホウシャガメ(マダガスカルホシガメ) ホウシャガメ(マダガスカルホシガメ)
カメ目
リクガメ科
体長
最大甲長40cm(オスよりメスの方が大型)
尾長

体高

体重
約13kg
分布
マダガスカル南部(固有種)。
フランス(レユニオン)、モーリシャスに移入。
食べ物
食性は植物食。主に草を食べますが、花、果実、多肉植物、キノコなども食べます。
主な特徴
半砂漠にあるディディエレア科やトウダイグサ科からなる乾燥した低木林や、
その周辺にある岩場などに生息します。
乾燥が続くと堆積物や倒木の下などで穴を掘って潜り、乾燥から身を守ります。

繁殖形態は卵で、1回に1〜9個の卵を年に5〜6回産みます。
産卵の間隔は3週間程度です。

山のように盛り上がった甲羅の頂上を中心に、明るい色の線が周囲に広がっているのが
ホウシャガメの名前の由来です。
世界で最も美しいカメと言われています。

食用やペット用の乱獲などにより生息数は激減しています。
ワシントン条約附属書Iに掲載され、商業目的の国際取引は禁止されており、マダガスカルでは法的に
保護の対象とされています。一方で密猟・密輸されることもあり、マダガスカルや日本などで
摘発された例もあります。生息地では飼育下繁殖させる試みが進められています。
ペット用として日本にも以前は輸入されていました。
今現在、日本国内では種の保存法によりワシントン条約批准前に輸入された個体が登録書付きで
流通することもあります。その一方で不正登録が摘発された例もあります。

日本国内では2009年に野毛山動物園が初めて本種の飼育下繁殖に成功しました。

ワシントン条約附属書Iに掲載され、取引は厳しく制限されています。
絶滅危惧種(絶滅寸前)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
野毛山動物園、上野動物園




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