ギリシャリクガメ

(希臘陸亀)


(別名:グレーカー、トゲモモリクガメ)


(学名:Testudo graeca   英名:Common tortoise / Greek tortoise / Moorish tortoise / Spur-thighed tortoise)



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ギリシャリクガメ(グレーカー、トゲモモリクガメ)
カメ目
リクガメ科
体長
オス 25〜30cm、メス 25〜30cm
尾長

体高

体重
オス 2.4〜3.8kg 、メス 2.4〜3.8kg
分布
北アフリカ、ヨーロッパ南西部
食べ物
食性は草食性で植物の葉、花、果実等
主な特徴
背甲の模様がギリシャ織のように見えることが名前の由来です。
種小名graecaは「ギリシャ」の意ですが、ギリシャの固有種ではありません。

砂漠や乾燥した草原、荒地に生息します。
亜種によっては夜間や冬季等温度が低くなる時は、穴を掘ってその中で過ごします。

ペットとして飼育されることがあり、日本にも輸入されています。
亜種分けをせずに販売されることもあり、さらに分類が混沌としている本種においては、
販売時に明記されている亜種名も必ずしも的確とは限りません。
分布が広く地域によっては冬眠をする亜種(個体群)を入手できればある程度温暖な地域では
冬眠による周年屋外飼育も可能ですが、逆に冬眠をしない亜種アラブギリシャリクガメ等を
屋外飼育させた場合は、日本の冬を乗り切れず、命を落としてしまうことも考えられます。
寿命は30〜50年です。

ワシントン条約附属書IIに掲載され、取引は制限されています。
絶滅危惧(VU)(危急種)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
上野動物園 等




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