三葉虫の化石

(学名:Elrathia Kingi  英名:Trilobite)



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三葉虫の化石


体長
普通は5〜7cm(最小5mm、最大60cm)
尾長

体高

体重

分布
化石は世界中で発見され、日本でも発見されています。
食べ物
動物の死骸やバクテリアの層を食べたとされます。
主な特徴
三葉虫(さんようちゅう、Trilobite、トリロバイト)は、カンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅
した節足動物です。約5億4200万年前から 約2億5000万年前まで3億年ほどに渡る古生代を通して栄え、
その間激しく種類が移り変わりました。
古生代を代表する無脊椎動物であり、化石としても多産し、示準化石としても重視されています。

多数の体節を持ち、各体節に一対の付属肢が備わっていたと考えられています。
多くのものは海底を歩き回り、動物の死骸やバクテリアの層を食べたとされています。三葉虫が海底を
這った痕の化石も見つかっており、中には半分埋まった状態で泥をかき分けて進んだと思われる化石も
あります。
かつて、カブトガニは三葉虫の子孫だと言われていたこともありますが、現在では認められていません。
絶滅の正確な理由は分かっていませんが、生息数が減少し始めたシルル紀およびデボン紀にサメや魚類
が登場していることと何らかの関係があるという説があります。最終的にペルム紀末の地球史上最大の
大量絶滅(全生物の95%が絶滅した)により完全に死滅しました。

三葉虫は最も有名な化石生物の一つで、無脊椎動物ではアンモナイトとで双璧をなします。化石を装飾品に
することもありますが、日本ではほとんど出土しないため、南アメリカなどから輸入されています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
多摩動物公園

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