アンモナイトの化石

(学名:Ammonoidea  英名:Ammonite)



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アンモナイトの化石
アンモナイト目

体長
普通は殻の直径が数cm〜十数cm(最大2m)
尾長

体高

体重

分布
主な産地としては、モロッコ、ロシア、イギリス、ドイツ、カナダ、アメリカ合衆国、マダガスカル、日本。
他に、フランス、スイス、ナイジェリア、カザフスタン、インドネシア、ペルー。
食べ物
肉食
主な特徴
古生代シルル紀末期(もしくは、デボン紀中期)から中生代白亜紀末までのおよそ3億5,000万年前後の間
を、海洋に広く分布し繁栄した、頭足類の分類群の一つです。全ての種が平らな巻き貝の形をした殻を
持っているのが特徴です。
アンモナイトは見た目から貝類に思われがちですが、頭足類と呼ばれるタコやイカの仲間です。
現生のオウムガイに近縁で、平面的に巻いた螺旋(らせん)形の殻を持ち、直径2cm〜2m以上まで種類が
多いです。海生で、種としての存続期間が短く、分布が広いので、示準化石とされます。
約6500万年前、白亜紀末の大量絶滅期に、恐竜とともに完全に地球上から姿を消しました。

化石の出土数が多いことに加え、年代によって形に差異が見られ、なおかつ、その特徴が信用に足る
規則性を持っているため、示準化石として地質学上有用なものとなっています。すなわち、アンモナイトの
化石は多くの年代地層で発見されますが、一つの場所からは同じような種類のアンモナイトしか発見され
ないので、アンモナイト化石が発見される地層の年代をアンモナイトで特定できる、ということです。
化石の出土が多い理由は、そもそも生息数が多く生息域が広かったこともありますが、劣化しにくい殻
という材質が理由だと思われます。
日本では北海道が世界的産地の一つとして知られており、これまでに600種類以上が発見されています。
特にアンキロセラス類の産地として有名です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
上野動物園

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